泌尿器科での検査
排尿時に痛みがあるなど、何か異常があるときは泌尿器科を受診することになりますが、泌尿器は外から見えないため、病院を受診したときには検査を受けることも多いです。
これは仕方ないのですが、このときに検査がどんなものか不安な方も多いでしょう。
泌尿器科の検査は痛いという話はよく聞かれます。
それが本当なら、治療のために仕方ないとはいえ、受診にあたって気が重くなりますよね。
泌尿器科の検査は本当に痛いのかというと、実は最近ではそうでもなくなっています。
昔は尿道に綿棒を入れるといった検査が行われることも多かったのですが、最近ではそのような検査も減っています。
もちろん痛い検査がまったくないわけではないのですが、痛くない検査でも十分な情報が取れるようにもなっており、必要がなければ痛くない検査の方で診察を進めてくれる病院も多いです。
実際に受診してみると、特に痛みのない検査ですむこともありますから、泌尿器の異常は泌尿器科を受診してみてください。
痛くない検査とは
泌尿器科で行われている痛くない検査とはどんなものでしょうか?
たとえば尿検査です。
これは受けたことがある方も多いでしょう。
尿を調べる検査となりますが、患者が行うことはトイレに行ってカップに尿を取り、専用の容器にそれを詰めて提出するだけです。
体に何かを入れられることもなく、痛みなどもない検査となります。
痛くない検査というとほかにレントゲンもあります。
これも経験がある方も多いですよね。
直接は見えない体内の様子を確認するためのレントゲンですが、特に痛みなどはありません。
超音波検査も痛みのない泌尿器科の検査の一つです。
これは超音波を使うことで、体内の様子を確認するという検査になります。
体に超音波を当てられているときも特に痛みはありませんから、患者としては負担のない検査となります。
少し痛い検査はある?
泌尿器科で行われる検査には少し痛いものもあります。
たとえば血液検査です。
血液を調べる検査となりますが、採血のときには注射となることが多く、そのときに少し痛みます。
ただ、注射ならこれまでに何度か受けている方も多いでしょうから、痛みはありますが、生まれて初めての検査で不安といったことは少ない検査となります。
そのような不安を持ちやすく、痛みも少しある検査というと、尿道にカメラを入れるという検査があります。
これはどうしても多少の痛みがありますし、不安も高まりやすい検査となるでしょう。
このように一部の検査は痛みもありますが、痛みのない検査も多いですから、気になる症状があるときは泌尿器科も利用してください。