体にできる石
体内に石ができることを聞いたことがある方もおられるでしょう。
結石といい、体内の成分が固まることで石ができることはあります。
この石ができるだけでなく、体内で動くと問題になる場合もあります。
尿管結石といってその石が尿道に移動すると非常に強い痛みが現われ、救急車が呼ばれることもあります。
このような結石はできれば石が動いてからの対処よりも、事前に対処できた方が患者本人の負担は軽くなりますね。
結石ができているかどうかは検査で分かります。
検査を受けられるのは泌尿器科です。
ちなみに尿管結石などすでに石が動いて強い症状が出ているときも泌尿器科が受診先となり、こちらで治療を受けられるのです。
結石の有無を検査で調べたいといったことも可能ですから、結石について不安なことや調べたいことがある方は利用するといいでしょう。
泌尿器科で行われる検査とは
結石が動くとかなり痛い思いをすることもありますが、それを調べるための検査も痛いのではと不安な方もおられるでしょう。
泌尿器科の検査は痛いという噂は比較的よく聞かれますよね。
結石の検査はどういうものかというと、これは痛くない場合も多いです。
結石があるとレントゲンや超音波検査でそれが映る場合も多いため、これら検査がよく行われるのです。
レントゲンは経験がある方も多いでしょうが、特に痛みはありませんよね。
超音波は経験がない方が多いかもしれませんが、こちらも痛みのない検査です。
超音波を出す機器をお腹などに当てるだけとなり、超音波を使って体内の様子を調べているときも特に痛みはありません。
これら検査で結石の有無を調べられるため、それを調べるために痛い思いをする必要は必ずしもないのです。
もし結石を調べたいと思ったら泌尿器科まで相談するといいでしょう。
結石が見つかったときは
検査の結果、実際に結石が見つかったら治療を開始できます。
その治療はどんなものなのか、こちらも気になる方も多いですよね。
手術などが必要だと少し不安もあるでしょうが、必ず手術が必要とは限りません。
薬と生活習慣の改善により、自然に石が排出されることもあるのです。
この方法で対処できるケースもあるため、手術なしで結石の治療が行われることもあります。
そのような自然排出が期待できない場合は、手術も含めてその他の方法での対処となります。
たとえば内視鏡を尿道から結石の位置まで通し、レーザーなど当てることで石を砕くといった方法がありますね。
適切な治療を受けて早く治すためにも、結石の有無が気になるときは泌尿器科で検査を受けてみるといいです。