泌尿器科は男性特有の病気を治療するところというイメージを持っている人も多いと思いますが、泌尿器科にかかるときの病気にもいろいろとあって、その病気に合わせた治療が必要になります。
ひと昔前までは泌尿器科と言えば通うのが恥ずかしい…というイメージを持たれていましたが、最近では情報もたくさん公開されるようになりましたし、比較的開かれてきているのでこれまでのように通いづらいと思う人も減ってきていると言われています。
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それではどんな病気になったときに泌尿器科にかかるのか、ここではそのあたりの説明をしていきたいと思います。
まずひとつめの病名は「前立腺がん」で、これは泌尿器科が担当する病気の代表的な病気と言えるでしょう。
前立腺がんは文字通り前立腺にできるがんのことですが、発見するにあたって検査を行います。
前立腺がんが疑われるのはPSA異常値が見られる場合、それと並行して排尿障害、頻尿といった症状が出てくるのが特徴ですので、まずはPSAの値を調べる検査を行います。
PSA検査ははじめから前立腺がんのために行うことは少なく、前立腺肥大症と呼ばれる前立腺が大きくなってしまう病気にかかった際に行われることが多いです。
ここでPSAの値に異常が見られたときに前立腺がんを疑い、その後エコー検査を行ったり前立腺MRI検査などを行ってがんがあるかどうかを調べます。
PSAの値が高いからと言って必ずしも前立腺がんだというわけではありませんが、まずは検査をしっかり受けおくことが大切です。
50代以上になると前立腺がんのリスクは高まってくると言われていますから、1年に1回はPSA検査を受けておくことをおすすめします。
また若い世代には「慢性前立腺炎」という病気に悩まされている人が増えていると言われています。
病名だけ聞いてもどんな症状なのかいまいちピンとこない人も多いかもしれませんが、これは前立腺が炎症を起こしてしまっている状態で、症状としては排尿障害や下腹部痛、頻尿などが見られます。
症状に個人差はありますが、デスクワークやトラックの運転手など座り仕事の人に多い病気で、原因は座りっぱなしによって前立腺を圧迫してしまい、炎症を起こしてしまうみたいです。
薬もありますが、それと並行して1時間に1度は立ち上がって軽くストレッチをしたり、ウォーキングを習慣にするなど立ち上がって動くことを増やす努力をすると良いと言われているので実践してみてください。